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 多様な樹木を豊かに育む日本では、古来より “木” を建築材料として用い続け、木造建築が世界でも類を見ないほど発展してきました。

 ただ単に木材が豊富に存在していたということだけでは語ることはできません。建築材料としての “木” の性質が、また “木” を組み上げる構法から生み出される空間が、いかに日本の気候・風土に適応していたかが重要なのです。

 多様な素材・材料による建築が見られるようになった現代において、このような木造建築の高い技術力と知識を保持することで、建築の規模に関わらず、そこに暮らす皆様に安全で快適なくらしを、また環境に対して負荷の軽減を実現できているのです。
兵庫県西宮市 法心寺 本堂
 
兵庫県西宮市 法心寺 山門
 
兵庫県西宮市 法心寺 不動堂
 
京都府精華町 来迎寺 本堂
 
京都府精華町 来迎寺 山門
 
京都府精華町 来迎寺 鐘楼
 
 
滋賀県彦根市西今町 十王地蔵堂
 
滋賀県米原市 釈迦堂
 
滋賀県長浜市 念善寺
 
滋賀県犬上郡多賀町 水上神社
 
滋賀県彦根市大堀町 太子堂
 
滋賀県彦根市開出今町 菅原神社 御湯舎
 
巻斗と実肘木
巻斗と実肘木の組み合わせで、和様式がはっきりと表現されている。肘木において木口との境界がはっきりとあきらかにすることで若葉の蔓の彫刻が浮き出る。
 
向拝手狭
向拝手狭は、鎌倉、室町時代に多い形である。若葉と蔓を多く用いられている彫刻で、渦文若葉様式の基本を忠実に守られている。
 
六葉と懸魚
猪の目懸魚は、心臓型(ハート型)の彫刻を用いたもので最も古くからの形である。輪郭に絞まりがあり簡素であるがため飽きることがない。